同志社OB長倉さん(S52年卒・探検部)の文章が高校の教科書に掲載されてます。

Posted by on 6月 7, 2019 in 活動報告

熊本県支部校友の森本さんから、下記のようにS52年卒同志社OB長倉さんの評論文が高校の教科書に掲載されているとの情報が寄せられましたのでそのまま紹介いたします。

ご存知でしたか。高等学校教科書「現代文B」(第一学習社)で、多くの高校三年生が新学期最初に扱う教材に、長倉洋海さん(同志社大学S52法学部卒、探検部)の評論文「写真の持つ力」(『私のフォト・ジャーナリズム』H22刊)が載せられていることを。
グリークラブ・野球部・ラグビー部などは特に有名でしたが、そう言えば探検部も(失礼)。その当時からアフガニスタン遊牧民の取材に行かれていたとのこと。その後、フォト・ジャーナリストとして数々の受賞をされ、写真集や著作は約30冊。まさに同志社「国際主義」「自由主義」、そしてその著書には、戦争より人間を撮るという、深い意味での「良心」を感じます。
昨年から私は、私立高校の国語非常勤講師も勤めています。授業で筆者の学歴には必要最小限しか触れなくて、触れても東早慶が多いようですが、このお方は特別だから、「私の大学の、同志社大学の先輩です!」と胸を張って言うと、「おー、すごい!」(何がすごいのか、ですが)、驚きと賛嘆の声が上がり、一気に惹きつけることができました。写真集も準備します。全国の高校生何十万人(?)が、この方の文章や写真を様々に学ぶと思うと、胸が高まって熱くなります。
今年度は、某社の国語文章の全国模試17問、県内の某専門学校の入試問題も作成する予定なので、長倉さんの評論文を使わせてもらおうと思っています。ささやかで密やかですが、同志社大学のつながりが見つかった喜びをいただいております。
2019年4月16日
昭和57年文学部卒 森本(旧姓大島)知子